3月5日から6日までの読書日記とプレイボーイプレイガール

■3月5日の読書日記
・『ちくま』(480号)
△「テレビ幻魔館」(31)、おまんた囃子、佐野眞一
○「世の中ラボ」(12)、電子書籍の登場は本の世界をどう変えるのか、斎藤美奈子

○「寝言戯言」(14)、保坂和志
〈あらかじめ断っておくが、今回は全編猫の話だ〉
→本当に猫の話だけれど、面白い。

・『波』(11年1月号)
豊崎由美、「あなた」の若さがとても眩しいっ

・シンカン「10年3月号」
内田春菊、「おずおずと魔法使い」
◎オオタガキフミ「秋の終わりと神頼み」

夢野久作『けむりを吐かぬ煙突』

フィッツジェラルド『冬の夢』(百年文庫)
〈「ねえ、けさはこのあたりにあんまり人がいないみたいじゃない」
 またもやにっこり――まぶしいばかりの笑顔、みるからにわざとらしい――だが説得力は充分。〉


■3月6日の読書日記
・『本の雑誌』(317号)
出版社 書肆ユリイカ
書肆ユリイカの本

○『1Q84』24時 永江朗
○トヨザキ社長の「寄らば斬る!」/橋本治『巡礼』で「!」 豊崎由美


◎突発座談会・昭和の雑文家番付をつくる! 亀和田 武・坪内祐三目黒考二
高島俊男『水○伝と日本人』
駒田信二訳『水○伝』
・『女の足指と電話機』
武田百合子『日日雑記』


◎初心者におすすめ“ちょっとナナメから入る”昭和の文学入門栗原裕一郎
▲物語の力を描く『ミスター・ピップ』が素晴らしいぞ 山崎まどか
長谷敏司の痛切な傑作『あなたのための物語』 大森望