『スーパー』80/100点

映画■『スーパー』80/100点 やっぱり60点……。 @シアターN渋谷
●この映画を好きになれないのは、あまりにも客の求めるもに忠実すぎる気がしたから。
この映画の宣伝文でも言及されている『キック・アス』のヒットガールに相当するヒロインのいかれっぷりや、ビッチっぷりが都合良すぎる。 
物語に従属する形で都合が良いのでなく、客に求める形で都合が良いと思った。
良くいえばサービス精神旺盛なのだけれど、そこにノレなかった。


●とはいえ、笑える所も多く楽しめたし、最後には感動もできた。



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映画■『スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団』40/100点 @新文芸坐 
今年のワースト1候補。
●日本のゲームの話題や、Tシャツがマリオ(うるおぼえ)だったりといった所は好き。
二股をかけていたのを仕方がなかったといい、ボスキャラにも殺されてからの、実は命がもう一つ残っていて、自分のせいだと認めたりするあたりは◎。ラブコメとして最高だと思う。
ただし、画面そのものの貧乏臭さが苦手だった。せわしなく一昔前の女子高生の携帯みたいに安っぽいキラキラ感にさめてしまった。加えて、古坂大魔王のようなボスキャラが微妙すぎる。
●アジアの女の子のルックスとか、ヒロインの女の子とか、リアルで良いともいえるんだけど、ぐっとこなかった。
●この映画はあるライターがすすめていたので見た。苦手なことが多いのに、この人がすすめると気になってしまう。
いつもいやーな気持ちになってしまう。
そのライターが絶賛していた『君とボクの虹色の世界』は2010年のワースト。どちらも好きな部分もあるし、好きな人がいるのもわかるのだけれど……。
矛盾するけど、なんでだか分からないんだけど、このライターが褒める映画をまた見てしまう気がする。


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映画■『ローラーガールズ・ダイアリー』 75/100点
始まって10秒●死ぬほど楽しみにしてた。はじまって10秒くらい。全然話がわからない。
途中1●あーあ、おとなしかったメガネ女=主人公がイケてるチアリーダーに反撃してる。そういう人たちと対等になれてよかったですね
途中2●プールのシーンあたりから最高になってきた。
ラスト●そういえば、男の子って。どうなったんだっけ? 男の子を無視する感じととらえれば問題なし、かも。