◇グミチョコレートパイン

・グミチョコレートパイン/ケラリーノサンドロビッチ
ラスト近くのニューシネマパラダイスみたいでしょうという台詞がよかった。
ずっと、年をとるということを考えていた。苦労の末に経済的にゆとりを持つことではない、正解のようなものについて。それは、逃げの思考なのか、など。


・14歳
体験ということでいえば、必死になって考えていた。自分の14歳の頃をヒントに接点を何とか見つけようとしたが、もはや忘れてしまっている。
14歳がよくわからない。

一つ全然に、別のことを考えていた。
ピアノを練習している人間(14歳)が大人に「僕には才能がありますか?」というようなことを聞くシーンがあった。それに対しての大人の答え、「お前のピアノになんか興味ないよ」というのがあり、ちょっと傷ついた。
「才能がある」と言ってもらいたがる人間の醜さと、だからと言って、「お前になんか興味はない」と言いきる酷薄さは、どちらもみっともない。


・アフタースクール
微妙に面白い日本映画なんて、もう観たくないはずなのに、この人のだけは別、という人かも。
内田けんじ、気にいっています。


アメリカの夜
つまらないけど、暇つぶしにぴったり。


カポーティ
前提となる冷血を読んでいないので、もう一度、読んでから観たい。でも、そんなに面白い映画と思わなかった。