(500)日のサマー

好きな女の子と上手くいった主人公が振られるまでの話。主人公の振られてからの荒んだ感じが、とにかく好きだ。


なぜ彼が振られたのかを説明するシーンは何度も観たい。振られた側には見えない些細な、噛み合わなさが描かれているから。

結局、女は違う男と結婚する。わかる。


何年も付き合っていたカップルが別れると、その次の年に違う人と結婚する確立は高い気がする。前は、「そんなものなのかなー」ぐらいに思っていた。今は、そうは思わなくなった。じゃあ、どう思っているのかというと……。



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■映画「ダーティハリー」。犯人のさそり座の男はとてもイヤな男だった。最近観た映画だと「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツのような。しかし、彼を「不当な捜査による証拠は採用しない」という理由で釈放してしまう警察には、もっとイヤな印象が残った。


■映画「色即ぜねれいしょん」。いいなーこんな青春、と嫉妬してしまった。そういえば映画「グミ・チョコレート・パイン」を観たときもみじめな気持ちになった。
好きな青春映画は「ゴースト・ワールド」。女の子が主人公だから、自分と映画の登場人物を比べなくてすむ。
それと「俺たちに明日はないッス」。主人公に「自分と同じだ」と思わせる部分が多かった。要するにサエないということなのだが、そこに感情移入できた。